【DEADSTOCK】 神門 / 神門
約2年振りのニューアルバムはその名も「神門」、自身の名をタイトルに掲げた自信作!現在完了形の神門がいくつも込められた「神門」は、当然の事ながら濃密な一枚だ。
約2年振りのニューアルバムはその名も「神門」、自身の名をタイトルに掲げた自信作!
純粋すぎるリリック、人間味丸出しの泥臭い歌詞、苦悩葛藤嫉妬全てを丸裸にし人間として「こう生きたい」という欲求をただただリスナーにぶつけまくる神門の詩世界...神門の世界未体験な人へ... そして、人生の道に迷っている人...このアルバムを聴けば何かの出口が見つかるかもしれない...
神門が約二年振りに最新アルバムを発表する。その名も「神門」。
このタイトルに込められた意味合いや気概は、あえて説明する必要もないだろう。彼は虚勢を張るために言葉を使ったりしない。
一人の人間が日常を通して選んできた言葉は、だからこそ生々しさを発揮している。その上、心に入り込んでなお熱量を失わない。
『ノルマ地獄』(3rd)から『ギャラ天国』(本作)へ、『さて、どう生きようか?』(2nd)から『なら、こう生きよう』(本作)へ、今までの苦悩を乗り越え、その先にあったはずの未来を、本作では現在のものとして明示してくれる。
そして、彼は現在のその場所に満ち足りる事なく、次の未来を見据えている。現在完了形の神門がいくつも込められた「神門」は、当然の事ながら濃密な一枚だ。
そしてその濃密さはすんなりと心へ入ってくる。彼にしか実現不可能なこのバランスは、唯一無二と評価されてしかるべき強度を持っている。
- 神門 profile -
1986年生まれ。神戸在住の1MC。2005年の6月より本格的に活動を始める。2006年の7月にミニアルバム「四拾」を自主制作でリリース。プレスした500枚を手売りで完売させた。同年の12月にコンセプトシングル「黄昏」を自主制作でリリース。こちらも完売。2007年の9月にDa.Me.Recordsから1stフルアルバム「三日月」をリリース、全曲ラブソングという異例の構成で、赤裸々なリリックが話題を呼んだ。2008年12月、DJ NAPEYが全トラックを手掛けた2ndアルバム「こころ」を自身のレーベルである半袖バイブスレコードからリリース。「三日月」とはまた異なる切り口・スタイルで、作品の幅を広げる。2009年9月にCD二枚組の3rdアルバム「栞」をリリース。活動開始から約四年で三枚ものフルアルバムを完成させ、その全てが順調にセールスを記録している。2010年2月6日には東京でのワンマンライブを大成功におさめ、二時間のライブを1MC1DJのストイックな構成でやり通し、そのライブ映像は同年8月に「24×365×23」(DVD+CD)としてリリースされた。そして2011年9月、3rdアルバムから約二年の時を経て、自身のアーティスト名をタイトルにつけた、堂々の4thアルバム「神門」をリリース。