【DEADSTOCK】 COCKROACHEEE'z / BALANCE OF GAME
若干16歳で横浜のポエトリー大会で優勝するほどの筋金入りのリリシスト、街をふらつき煙を纏ったブルーズを吐く小宮守(コミヤマモル)。唯一無二のビートメイカーであり優れたラッパーである若きWISE MAN、ILLSUGI (イルスギ)。
「ラフに遊ぶヤツが俺を支える ならせめて俺はコイツを捧げる」BEATS & RHYMES というアートフォームを研ぎ澄ました、PURE HIPHOPの至宝が遂に輝き出す・・・。若干16歳で横浜のポエトリー大会で優勝するほどの筋金入りのリリシスト、街をふらつき煙を纏ったブルーズを吐く小宮守(コミヤマモル)。仙人掌 (MONJU/DOWN NORTH CAMP) 『Be In One's Element The Remix』への抜擢、Budamunkとのコラボや数多くの海外レーベルからのリリース等、国内に留まらずワールドワイドでプロップスを得る唯一無二のビートメイカーであり優れたラッパーである若きWISE MAN、ILLSUGI (イルスギ)。この2MCをメインに、KONSAH、CHADLL BAWOO、DJ ZONO、DADADA MATSUOKA、DJ PEAL、要など様々なメンバーが出入りするこの集団。2008年頃から都内で活動を開始、東京⇔神奈川アンダーグラウンドラインでスキルを研ぎ、「HELLO WORK EP」、「EMCEEE'z 2008-2013」という2枚のCD-R作品をリリース、某オークションなどで高値で取引されている始末。まだか、まだ?、、出ない???、、、、期待が集まる中、遂にファースト・フルアルバムをリリースする。何一つ偽りの無い言葉。音。ILLSUGIセルフメイドによる、普段のビートとは一味違う、首に直結するノリと黒いセンスはそのままにラップがグルーヴする余白を残したソリッドな極上のビートの上を二人のリリシストが泳ぐ。援護射撃はYAGI、bugseed、そして海外からUSベイエリアBORED STIFFのBIG SHAWNに、MINDTOUCH。長年の友人に初めて子供が出来たこと。何ともいえない不安に駆られた10代のこと。彼らの地元である神奈川県は工場が多く、そこに働くブルーカラーのこと。心のバランスの事。恋人のこと。家族のこと。取り巻くドラッグの事。すべてのネガティブは開き直りではない形でポジティブに変換できること。即ち、ここで鳴っているのは錆びることのないLIFE MUSIC。是非、ご拝聴を。ああ、そういえば昔、DJプレミアが「俺たちはゴキブリだ。死に絶えやしねえ。」って言ってたっけな。