BUSHMIND / ろんぱーすとんぱーVol.2
ジャズ、カリプソ、シンセエレクトリック・サウンド、ニューオリンズスタイル、ヒップホップ、アフロ、アンビエンス~ニューエイジ、ポップス、ジャイヴ、フォーク、オルタナティヴ、様々な音楽要素が巡り融合する魅惑の国産音源
2023.3.11より7ヶ月連続で発売されるMIX FOR GALLERY & BAR COMMON。
記念すべき第一弾はBUSHMINDによる作品『ろんぱーすとんぱーVol.2』。
ジャズ、カリプソ、シンセエレクトリック・サウンド、ニューオリンズスタイル、ヒップホップ、アフロ、アンビエンス~ニューエイジ、ポップス、ジャイヴ、フォーク、オルタナティヴ、様々な音楽要素が巡り融合する魅惑の国産音源を、時代もジャンルも越えたPSYCHEDELIC B-BOY感覚でセレクトした注目作。
-Label Information-
奇妙(STRANGE) の看板を外してから6年の歳月が流れて、街も人も変わった。
当然自分自身も。看板を失った私はかつて表面張力ギリギリまで満たされていた妙を失った。
それは器ごと粉々に砕け散ったのだ。ザマァミロ!
4年前、つまり看板を失って2年後に、別の血の最愛と同じ血の最高が私のもとにほぼ同時に現れた。
最愛と最高との生活を続けて行くと、粉々に砕けちっていた器が元の形に戻って行くのを感じた。
それは何か特別な瞬間に起こったことではなく、日々の生活の思いもよらぬタイミングで修復されて行く。「カチッ!!」。また一つもとに戻って行く。
2年前、つまり看板を失って4年後に、また我々と同じ血を持った新たな最高が誕生した。
一人の最愛と二人の最高との生活が続いて行く。毎日、毎日は続いて行く。
器は少しづつであるが確実に形を取り戻して行く。
それから一年が過ぎ、二人目の最高が歩き始めた頃、ふとその器を見ると完璧に元の形に再生していた。一つのヒビもなく、あたかも割れたことなど無かったかの様に。
器ができた以上、何かを容れなければ。
その夜、私は少しの現金と携帯とタバコとライターをポケットに入れて外した看板を取り戻しに向かった。
取り戻した看板にはCOMMON と書かれていた。
その看板を再生された器に貼り付けてみた。
だけど何か寂しさを覚えたので7人の友人に電話を掛けてみた。
「看板を取り戻したのだけど、何か音楽をかけてくれないか?」
その一人目がBUSHMINDだった。
最高じゃん!ザマァミロ!
■PROFILE
BUSHMIND(Seminishukei / Rockasen / 2x4 / 惨劇の森)様々な音楽をそのフィルターを通すことで新たな匂いや色を付け、その温度を変化させ新たな角度を魅せる事を研究し続けるDJ / トラックメーカー。実験と実証を繰り返す事によりその表現の幅は多次元に広がり続けている。PSYCHEDELIC B-BOYの音は街で輝き続ける。