Ryohu / Blur
KANDYTOWN、Aun beatz の活動でも知られ、ファッション界隈からも熱い注目を受けるラッパー、Ryohu。ペトロールズや Suchmos への客演の傍、自主リリースをしてきたRyohu が、ついに初の全国流通盤となる EPをリリース!!
KANDYTOWN、Aun beatz の活動でも知られ、ファッション界隈からも熱い注目を受けるラッパー、Ryohu。ペトロールズや Suchmos への客演の傍、自主リリースをしてきたRyohu が、ついに初の全国流通盤となる EP『Blur』をリリース!!
ラッパーや DJ としての活動も行いながら、楽曲制作も手がけ、さらには歌をもこなすまさにオールラウンドプレイヤーなアーティスト、Ryohu(リョフ)。
自身が所属するヒップホップ・クルー、KANDYTOWN としての躍進ぶりは勿論のこと、過去には現 OKAMOTO? S のメンバーと共にズットズレテルズというバンドで伝説を残し、Base Ball Bear や、近年では Suchmos やペトロールズへの客演参加も記憶に新しい。また、SXSW2017 ではオースティンでプレイする starRo と東京のステージをリアルタイムに繋ぐ CYBER TELEPORTATION TOKYO ショーケースに出演。そんな八面六臂の活躍をしてきた Ryohu だが、ソロ作品としては昨年自主リリースした『All in One EP』が一部限定店舗のみの販売で現在は既に入手困難。そうした状況の中、かねてより待たれていた、初の全国流通盤となる EP『Blur』が遂にリリースとなる。
Blur(ブラー)とは「曖昧」や「ぼやける」の意。黄昏から夕闇へと移り変わり、流れる夜景に光が滲みこむ。時は持続し、あらゆる境目は時代の視座と共にあやふやになっていく。そんな日常の中、思いを馳せるイメージはいつだってシンプルで、日々の心持ちを少しだけ上向きにさせてくれる、些細な事だ。本作では日常の様々なインスピレーションを元にすくい上げ、「Blur」をテーマとしたコンセプチュアルな内容となっている。全編がメロウなトーンでありながら、バラエティと変化に満ちたまるでグラデーションのように移り変わっていく作品である。
ギターの絡みから流麗なフルートが溶け込み、徐々に開放感を促すような本作の入り口とも言える M1” The More, The Better “、鞭のようにしなやかなリズムにトランペットが雄々しくフックを彩る M2” All in One”、ポジティヴなメッセージと歌心に富んだダンスナンバー M3” Shapeless”、心地よいジャジーな前半パートから一転、後半部ではトラップ・サウンドにも射程を広げる展開を見せる怪曲 M4” Desserts”、女性コーラスを迎え、ミニマルながらも温かみに満ちたメロウな M5” Feelings (White Bird)”、そして、クラブ・オリエンテッドな 4 つ打ちの異色曲 M6” Shake” がラストを飾る珠玉の 6 曲。
ラッパーでありながら、ほぼすべての楽曲のソングライティングを手がけるという稀有な存在、Ryohu。彼の制作パートナーとも言える ampel の河原太朗が共同プロデューサーとなり、本作には、ドラムに Jackson(from Aun beatz、Ryu Matsuyama)、サックス、フルートに谷本大河(from SANABAGUN.)、トランペットに高橋絋一(from SANABAGUN.)、ギターに Markun(from Aun beatz)、コーラスに Tempalay などのサポートメンバーとしても活躍する AAAMYYY を招聘。生楽器を用いた豊かなサウンドに、ラップと歌を横断するスムースなフロウ。これまでの Ryohu の確かな活動の軌跡が、まさに「今」感じているフィーリングを、今作『Blur』へと結実させた。