Awich / 8
ときにやさしく、ときに艶めかしく。ディープな歌声とエモーショナルなリリックで聴く者を神秘的な別世界に誘う女性ラッパー/シンガーのAwichが、Chaki Zulu(from YENTOWN)の全面プロデュースでニューアルバム『8』をリリース。
ときにやさしく、ときに艶めかしく。ディープな歌声とエモーショナルなリリックで聴く者を神秘的な別世界に誘う女性ラッパー/シンガーのAwichが、東京のストリートシーンを騒がせ続けるChaki Zulu(from YENTOWN)の全面プロデュースでニューアルバム『8』をリリース。Anarchy、そしてKANDYTOWNのYOUNG JUJUを筆頭に多数の超豪華ゲストと紡ぐ、沖縄と東京と世界を結ぶ新感覚のアーバントライバルミュージックがここに誕生。
Awichのニューアルバム『8』(読み:エイト)は、ハイセンスなトラックが新世代から絶大な支持を受けている音楽プロデューサー、Chaki Zuluがその才能に強く惚れ込み、トータルプロデュースを担当。フィーチャリングゲストには、同じくChaki Zuluがトータルディレクターを務めた『BLKFLG』を昨年発表し常にストリートから絶大な支持を獲得し続けるラッパー・Anarchyや、音楽シーンだけでなくアパレル界隈をもザワつかせる話題のクルーKANDYTOWNからYOUNG JUJU、ネオトーキョーのヒップホップ集団YENTOWNのkZm、SOIL&“PIMP” SESSIONSのトランペット奏者Tabu Zombie、石垣島生まれ沖縄育ちのラッパー・RITTO、更に沖縄音楽のレジェンドである古謝美佐子が参加。マイアミやスペインのビートメイカーによるトラックも収められるなど、沖縄と東京と世界のカルチャーが一枚に結合した。「Crime feat.kZm」は、別れた男性に対する女の意地と見栄と強がりを描いた楽曲。英語詞は極めてエロチックで、MVもセンシュアルな必見の内容。更に先行でシングル配信された「REMEMBER feat. YOUNG JUJU」は、トライバルなダンスホールをベースにしつつアーバンな感性もしっかり盛り込んだ夏を感じさせる内容に。他にも、浮気男に三行半を突きつける「Move Way」や、80年代シンセポップ風サウンドが印象的な「RAINBOW」、亡き夫を弔うエピソードをリアルに綴った「Ashes」などを収録。アルバムタイトルの『8』は、横に倒すと∞(無限大)であることや末広がりを意味する数字であること、また破壊と創造を意味す
る数字とも言われていることから命名。安らぎとエロスと情熱が交差するリリック。細胞の奥にじっとり沁み入り心地良い痺れをもたらすような深い歌声。壮絶な過去を受け入れた彼女の音楽はスピリチュアルで深遠。そこには聴く者をヒーリングする言霊が宿っている。
トータルプロデュース:Chaki Zulu
フィーチャリングアーティスト:kZm(YENTOWN)、Tabu Zombie(SOIL&“PIMP” SESSIONS)、Young Juju(KANDYTOWN)、Yomi Jah、Anarchy、Ritto、Misako Koja
■PROFILE
Awichは本名の漢字の直訳であるAsia Wish Childを略した造語。
1986年、沖縄県那覇市生まれ。幼い頃は夜が怖く、沖縄のことや宇宙のこと、愛や恋に想像を巡らし、ずっと詞を書いていた。中1のときに日本語ラップを聴いてラップを書き始め、レンタルショップで出会った2パックでヒップホップに開眼。小4から学び始めた基地内の英会話教室に通いつつ、海外のヒップホップから生きた英語を学ぶ。14歳のときに沖縄産ヒップホップのコンピレーションアルバム『Orion Beat』に客演で参加。2006年にEP『Inner Research』でデビュー。同時期にビジネスを学ぶため米国アトランタに渡る。サザンラップが隆盛を極めていた現地でストリートライフに身を置きながらファーストフルアルバム『Asia Wish Child』を制作し、2007年にリリース。翌年、アメリカ人の男性と結婚し、長女を出産。3年後、インディアナポリス大学で起業学とマーケティング学の博士号を取得。家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、夫が銃殺されるという悲惨な事件に直面する。その後、娘と共に沖縄に帰郷。永遠に続くような自問自答の末に、本当に生きることや愛すること、本当に赦すことを見出し、本格的な音楽活動を再開。同時に、自らのエッセンス(心髄)である故郷・沖縄の役に立とうと制作会社「CIPHER CITY」を設立。映像や番組の制作、舞台演出、ファッションイベント企画など幅広く手掛け、2017年、自ら脚本・監督を務めた短編映画「aimer」がアムステルダム「ニュールネッサンス映画祭」でベスト・ファンタジー部門にノミネートされ受賞。2017年8月、Chaki Zuluの全面プロデュースによる10年ぶりのフルアルバム『8』(読み:エイト)をリリースし、ウチナーグチ(沖縄語)と英語、日本語を自在に組み合わせた歌詞と奥深い歌声で神秘的な世界を表現。人が発する波動、自然がもたらすエネルギーと交わりながら、そこにフェミニンをプラスし、唯一無二の音楽を創作し続けている。