RUMI / HELL ME NATION
日本を代表する女性ラッパー、RUMIが、三部作の完結編『Hell Me NATION』をリリース!!多彩なゲストとの共演に心と身体が踊り出す。今年、これを聴かずして、何を聴く?!
日本を代表する女性ラッパー、RUMIが、1st『Hell Me Tight』(04年)、2nd『Hell Me Why?』(07年)に続き、三部作の完結編『Hell Me NATION』をリリースする!!
ヒップホップ、ダンスホール、ロック・バラード、あるいはグライム、ダブステップを経由したビート上で踊りながら、希望と絶望と愛と孤独と怒りの言葉を吐き出す彼女こそ、この国が誇るべきポップなライオット・ガールだ。UKにレディ・ソヴァリンやエイミー・ワインハウスやM.I.Aがいるなら、この国には RUMIがいる。もう、そう言ってしまおう! B.I.G.JOE、漢、SHINGO★西成、MACSSY、CHIYORI、THE HEAVY MANNERS、e-mura、SKYFISH、TUCKER、EVIS BEATS……多彩なゲストとの共演に心と身体が踊り出す。今年、これを聴かずして、何を聴く?!
三作目となる『Hell Me NATION』。SHINGO★西成"U.Y.C"(ゆうてる事とやってる事がちゃいますね~)をオマージュしたリード曲"A.K.Y"(あえて 空気読みません)では全ての人々へ、誰にも媚びず生きようと愛をもって呼びかける。より広い視野から選び取られた豊かなヴォキャブラリーに前2作との違いが表現されている。B.I.G. JOEをフィーチャーした"はじまりは涙"やCHIYORIとの"サボテン"はダークな中にも前進を促す前向きさを表現。そして"踊れ列島"は、2ndアルバム収録の「あさがえり」の続編とも言えるロマンティックな1曲。漢(MSC)、SHINGO★西成、MACSSY(DERELLA)をフィーチャーした"HIP HOP'S GUIDANCE"では、RUMI流のヒップホップ・スタンスを打ち出す。大きく成長し、ますます表現の幅を広げたRUMIの三部作完結編、必聴です。
■PROFILE
第一作目『Hell Me Tight』(2004年、下写真左)で始まったこのプロジェクトが5年の時を経て遂に完結を向かえる。『Hell Me Tight』は、今までの女性ラップのイメージを大きく変えるリアリティのある斬新なラップで、ヒップホップ・リスナー以外の間でも話題となる。第ニ作目『Hell Me Why?』(2007年、下写真右)はトラックメイカーとしてGOTH-TRAD、O.N.O(THA BLUE HERB)、SKE、SKYFISH等が参加し、エレクトロ、ダブステップなどのダンス・ミュージックの要素を取り入れると同時に、藤圭子や三上寛といった数多くの昭和の歌い手により歌い継がれてきた"夢は夜ひらく"をカヴァーし、言葉の大切さも折り込んだ作品に。2008年、ULTIMATE MC BATTLEに参加、東京予選では般若と決勝戦で戦い、惜しくも準優勝となるが、MCとしての実力を証明する(*全国大会で般若が見事優勝)。さらに、この国の新たなレゲエ・シーンをドキュメントしたダンスホール・コンピレーション『Future Ragga Sessions』に"邪悪な太陽"(Produced by e-mura)が収録され、その曲のラガ調のラップで新たな才能を開花させる。