KOWICHI / THE CHIPS
川崎出身のラッパーKOWICHIのソロデビュー・アルバム。高いラップ・スキルと柔軟性を武器にソロ作ならではの「新境地開拓」に挑んだ。
いま日本で最もホットなエリア=神奈川から
HIP HOPデュオ“enmaku”のMC、KOWICHIがソロデビュー。
相棒D.u.gと結成したenmakuでの活動を通して、着実に頭角を現しつつある川崎出身のラッパーKOWICHIのソロデビュー・アルバム。いわゆるウェッサイ・シーンを中心に、アルバムやミックステープなどグループ/ソロともに順調なリリースを重ね、勢力的な動きをみせてきた彼。豪華プロデューサー陣/客演陣を迎えた待望の本作では、高いラップ・スキルと柔軟性を武器にソロ作ならではの「新境地開拓」に挑んだ。
KOWICHI Profile
近年、多くの才能をシーンへ輩出してにわかに盛り上がりを見せる川崎をホームに活動するラッパー、KOWICHI。
2001年夏に相棒D.u.g.と結成したenmakuでは、ストリート・レヴェルでのミックステープはもちろん、コンピレーション・アルバムへの楽曲提供や外部客演仕事をこなしながら、2008年に初の正規音源「The Scream」をリリース。翌2009年には、フル・アルバム「TAMARIBA SOUND」を発表している。地元・神奈川はもとより東京/北関東、そして全国へとライブの範囲を広げるなか、2011年に完成させた2ndアルバム「WE ARE FRESHNER」では、配信サイトdowangoのTVスポットでリード・シングル“Suga Baby feat. CIMBA”がオンエア。また、人気ヒップホップ専門番組「流派R」でもアルバム・リリースの特集が組まれるなど、注目が集まっている。最近では「WE ARE FRESHNER」収録の“何をGet”に、ウェッサイ・シーンの最重要ユニットDS455からKayzabroを迎えたリミックスを配信して話題を振りまいた。2012年からはソロとしての動きも見据え、STREET OFFICIALとソロ契約。高いラップ・スキルとトレンドを読む力、音楽に対する柔軟性を武器にした縦横無尽な動きが期待される。