ILL-TEE / ICE CREAM DREAM
MEDULLAの特攻隊長ILL-TEEが、ソロアルバムをDROP。このアルバムは、力強く羽ばたき始めるMIDNIGHT MEALの第二章の始まりである。
西東京と長野では圧倒的なPROPSを誇るHOOD STAR、MEDULLA。
廃盤となり、現在では4桁で取引される1stアルバムから数年。遂にその進撃が始まる。
とは言ってもトラックメーカー / ラッパーのMASS-HOLEは数多くのラッパー / シンガーにトラックを提供。ILL-TEEはfeaturingにソロLIVEにBANDでのLIVEと各地を騒がせていたのだが。
その本体のアルバムの前に、MEDULLAの特攻隊長ILL-TEEが、ソロアルバムをDROP。
その音は、BAY AREAへの憧憬を描き出すBASSの効いたメローなHIP HOP。意外?いや、彼は知る人ぞ知る、BAYなDJ、TEE-SHORTと同一人物?と噂されている程の、BAY AREAに一家言ある人物。
そのBAY AREAへの憧憬と、東京での、CALIの空とは遠い、抜けきらない生活。その中で思いっきり友達と遊び、音を作る。その全てをBASSに乗せて彼は遊ぶ。
MASS-HOLE, BUSHMIND, DJ BISON, DJ HIGHSCHOOL, TONOSAPIENS, LIL MERCY, HI-DEF, STARRBURST, RHYDA。気の知れた仲間。そこに、福岡で出会った若き奇才MOITOと彼自身のフェイバリットにあげるトラックメーカーJAKK POT ( 日本語RAPの名曲の影に彼あり。)のトラックを加え、作り上げたものは、HOODの現実も夢も詰め込んだアルバムと言えるだろう。
確実な地場を持ち、そこから何かが動き出す。
このアルバムは、力強く羽ばたき始めるMIDNIGHT MEALの第二章の始まりである。