【¥↓】 Grooveman Spot / Paradox
grooveman Spotが、満を持して待望の4thアルバム『Paradox』を完成!!
揺るぎないヒップホップ・バックグラウンドを軸にしたそのワン&オンリーなビート/グルーヴ・サイエンスに、DJ/クレイト・ディガーとしての飽くなき探求の中で巡り会ったブギー/ディスコ・サウンドやシカゴ・ハウス等の過去のダンス・ミュージックや、ビートダウン・サウンドを始めとする同時代的なダンス・グルーヴからのインスピレーションも反映した傑作『Runnin' Pizza』から約1年半。今や世界中のアンダーグラウンド・ハウス、ディスコ・フリークまでも巻き込んで支持と注目を集めるgrooveman Spotが、満を持して待望の4thアルバム『Paradox』を完成!!
3.11を契機に活動拠点を再びホームタウンである仙台に移し、今迄以上に精力的なDJ/音楽制作活動を展開し始めたgrooveman Spotのニュー・フェイズの集大成とも言える本作は、前作でのダンスミュージック的アプローチを更に進化させると同時に、R&B、ソウル、ヒップホップ、コズミック・ファンク、ブギー、エレクトロ、ラテン、アフリカ、アンビエント等様々な要素を引き寄せた音楽的な広がりのある作品に。それを象徴するかの様に、本作では2ndアルバム以来となる海外MC/ヴォーカリストとのコラボレーションも再び聴く事ができる。
「''PARADOX''。今のストレートな気持ちです。現在の世の中は何が正しくて、何が間違いかもわからなくなっている。だけど確実に出来る事、それ は自分を信じて、感じるままに音楽を作る事。僕は音楽で、、、体も動くし心も動く。踊る、笑う、叫ぶ、、、、感動する。そんな思いから作ったアルバム。ダ ンスミュージックが、ただ踊る音楽じゃない事を感じてもらえれば嬉しいです」
grooveman Spot
[楽曲解説]
スロー・グルーヴにシンセ・ベースやトーク・ボックスVo.をFeatして、オープニングを飾るに相応しい幻想的なコズミック・ファンクの世界で幕開ける「Groove Me」に始まり、その幻想感を引き継ぐキーボードのコードワークにメタリックなパーカッションやアシッド・ファンク的ボトムラインが動きをつけていくビートダウン・ファンクな「Earth Drum」、ここ最近の
そしてツアー先のニュージーランドで共鳴した女性シンガーHollie Smith、
一転、中盤ではドラム/パーカッションやかけ声による土着的なリズムを打ち鳴らし、幕を開けるストンピンなリズム/グルーヴにTheo Parrishばりのコズミック・ファンク世界を色付けていく「The New Terrain」、ブラッシーなサウンドによる極めて新鮮なリズミック・グルーヴが展開される「Sugar Dance」でアフロ・ルーツな世界へトリップしてしまう。
そしてタイトルからも伺える都市的な洗練された世界へと飛躍させる「Urbanizer」では、Dam-Funkを思わせるエッセンシャルな80'sメロー・グルーヴ、そしてローズコードを響かせながら、時代を70'sの都市型音楽=ジャズへとシフトさせる「Horizon」、トライバル・サウンド、80'sブギー/エレクトロ、シカゴ・ハウスのパズルのピースがかっちりハマった様な衝撃作「Astronaut」と、grooveman Spotのダンスグルーヴ・センスがより研ぎ澄まされていく。
小気味良いパーカッションやブラシを絡めた、ダブ・エレクトリックなフュージョン・メロー・ファンクな「Night In KBC」、程よく80's的なエッセンシャルなヴァイブを散りばめてのビートダウン・ソウル/ファンクな「Take A Stance」、土着的なアフリカン・ヴァイブに溢れたダンスグルーヴにファンクの熱気やアシッドの狂気を散りばめ高揚していく「At Noodle Kingdom」と、怒濤のダンスグルーヴを経てアルバムはハイライトへ。
1st Album以来の共演となるCapitol Aとのコラボレーションを実現させた「Inevitable」は、亡きMalcolm McLarenへのオマージュともいえるサウンドで幕を閉じるという、憎い程にB-Boyらしいエンディングが用意されている。
このアルバムは、ブラック・ミュージックの多彩で奥深い魅力と魔力をビートミュージックに集約させた、本当にとんでもない作品になっている!