DJ Ben the Ace / MIX JUNKY vol.2
80年代を彩ったクラッシックなミッドテンポ・グルーブからパーティチューン、ブレイクビーツ感溢れるクラブトラックからエレクトロなモダーン・ソウル、レイドバックしたフュージョンまでをミックス/エディットしたオールド・スクール・ミックスです。
好評だったオルガンバーからの ORGAN BAR LAB 3rd. -Main Ingredient- も記憶に新しい Ben the Ace のニューミックス CD 「MIX JUNKY」 シリーズは渋谷 Organ bar でのレギュラーパーティー "SPELLBOUND'10" をはじめ、Ageha "Fever" などで昨年から東京で精力的に展開してきたクラブプレイのセットを中心にコンパイルしたミックス。
70年代後半~80年代初期の、ディスコ、ニューウェーブ、エレクトロ・ヒップホップのフレイバーをミックスした VOL.1 の続編となる第2弾 「MIX JUNKY VOL.2」 はアーバンアダルトコンテンポラリー、クロスオーバーと呼ばれる80年代独特のアーバンな雰囲気も加わった 80's ミックス。
70年代後半WBLS(NY の FM ラジオ局)から始まって流行したアーバンコンテンポラリーフォーマットのラジオの選曲を彷彿させる今回は、世界初のラップミックスショウを開始した WBLS のパーソナリティ、Mr.Magic に捧げられた曲 "Magic's Wand" のイントロから始まり、80年代を彩ったクラッシックなミッドテンポ・グルーブからパーティチューン、ブレイクビーツ感溢れるクラブトラックからエレクトロなモダーン・ソウル、レイドバックしたフュージョンまでをミックス/エディットしたオールド・スクール・ミックスです。
「MIX JUNKY」シリーズとは Ben the Ace がこれまでリリースしてきたミックスとはひと味違う、ヒップホップが誕生したのと同時期の、シンセやドラムマシーンを駆使したコンピューター制御のプロダクションスタイルが誕生したばかりで、現在のヒップホップやハウス、テクノ/トランスへと進化していく原点となった時代のセレクション。
この 「MIX JUNKY」 というタイトルは当時10代だった Ben the Ace が、ダブルカセットデッキのラジカセでダビング編集に夢中になったことでミックスに取り憑かれ DJ になるきっかけとなった、その時代の音楽ということがその由来で、このミックスの音源化はこの時代に対するオマージュでもあります。