【¥↓】 Kaigen / Truth Addict
ラッパーとしてワールドワイドに知られるKaigen、その異能がビートメイカーとして覚醒した初のプロデュース・アルバムが完成。Kool KeithやJurassic 5といったレジェンドMC~日本からはShing02、Meisoが参加。
ラッパーとしてワールドワイドに知られるKaigen、その異能がビートメイカーとして覚醒した初のプロデュース・アルバムが完成。
Kool KeithやJurassic 5といったレジェンドMC~日本からはShing02、Meisoが参加。
非英語ラップが自国以外で認知されるようになる遥か以前より、アメリカやヨーロッパで多くのオーディエンスを獲得してきたKaigen(カイゲン)。これまで特異なスタイルが災い(?)し、ラッパーとしての側面ばかりがクローズアップされてきたが、その異能が爆発するのは実はビートメイクだったのかもしれない。自身初となるプロデュース・アルバムは、ヒップホップを軸としながらも初陣にしてカテゴライズ不能な領域に。ロックからジャズ、ファンク、プログレ、サイケ、現代音楽、ワールドミュージックまで、ジャンルや年代に捕らわれない稀有なサンプリング・センスと一筋縄ではいかないドラミングが絡み合うサウンドスケープは、破天荒でありつつも時に抒情的で彩り豊かな調べを奏でる。客演アーティストには、盟友のShing02(シンゴ2)やMeiso(メイソウ)をはじめ、レジェンド中のレジェンドであるKool Keith(クール・キース)、Jurassic 5(ジュラシック5)からChali 2na(チャリ・ツナ)とAki(l アキール)、元The Pharcyde(ファーサイド)のFatlip(ファットリップ)、Freestyle Fellowship(フリースタイル・フェローシップ)の屋台骨:Self Jupite(r セルフ・ジュピター)、Blu & Exile(ブルー&エグザイル)として名作を生み出してきたBluといったオールスター級の布陣が名を連ねる。さらにミックスは「Low End Theory(ロー・エンド・セオリー)」クルーの(DJ) NOBODY(DJノーバディ)、マスタリングはFlying Lotus(フライング・ロータス)やThundercat(サンダーキャット)作品でグラミー賞にもノミネートされるDaddy Kev(ダディー・ケヴ)が担当している。
■PROFILE
Kaigen(カイゲン)
アメリカのFake Four Inc(. フェイク・フォー・インク)やAlpha Pup(アルファ・パップ)のサブレーベルであるThe Order Labe(l ジ・オーダー・レーベル)に籍を置く日本人アーティスト。デビュー当時から欧米でのツアー活動を精力的に行い、日本語の表現にこだわりつつもワールドワイドを体現する。Shing02(シンゴ2)との共作『自核』やMeiso(メイソウ)とのユニット:Kaigen21Meiso(カイゲン21メイソウ)をはじめ、Sage Francis(セイジ・フランシス)やBusdriver (バスドライバー)といったオルタナティブ・ヒップホップのレジェンドから、Ras G(ラス・G)らLAビートシーンの中枢までを網羅する多彩なコラボプロジェクトで知られる。また、Chuck D(チャック・D)のラジオ番組で楽曲が紹介されるなど、多方面から注目される裏日本代表。